*このページにはプロモーションを含みます。
私、今朝はやる気が全然出ませんでした。
ブログも更新できず、なんとなく鬱っぽい感じで朝を過ごしていました。
「今日は何もできないかもしれない」そう思っていました。
でも、とりあえず仕事を始めてみたのです。
やる気があったからではありません。
ただ、なんとなく手を動かしただけです。
すると不思議なことに、仕事をしているうちに、少しずつ意欲が湧いてきました。
「やる気があるから行動するのではなく、動くからやる気が出るんだな」
58歳にして、改めてそのことを実感した朝でした。
同じような朝を経験している50代男性に、この気づきを届けます。

今朝はやる気が出なくてさ。なんか鬱っぽい感じがしてたんだけど、とりあえず仕事始めたら意欲が湧いてきたんだよね。

それ、すごく大切な気づきだと思います。やる気を待っていたら、何も始まらないですもんね。
「やる気が出てから行動する」は幻想だった。50代になって気づいた本当のこと

多くの人は「やる気が出たら行動しよう」と思っています。
やる気という燃料が溜まったら、エンジンがかかる。
そんなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
でも、これは逆なのです。
やる気は「行動の原因」ではなく「行動の結果」
心理学や脳科学の世界では、やる気・意欲・モチベーションは、行動を起こす前に生まれるものではなく、行動を起こした後に生まれるものだという考え方があります。
つまり、やる気は「行動の原因」ではなく「行動の結果」だということです。
脳には「側坐核」という部分があり、ここが活性化することでやる気や意欲が生まれます。
そしてこの側坐核は、何かを始めるという「行動」によって刺激されます。
やる気がないから行動できないのではなく、行動しないからやる気が生まれないのです。
50代になるとこの傾向が強くなる
若い頃は、やる気が自然と湧いてくることが多かったと思います。
新しいことへの好奇心・体力・ホルモンの勢いが、行動の前からエンジンをかけてくれていたからです。
しかし50代になると、テストステロンの低下・慢性的な疲労・生活のルーティン化などによって、自然に湧いてくるやる気の量が減ってきます。
「以前より意欲が出なくなった」という感覚は、弱さではなく年齢による変化です。
だからこそ、「やる気を待つ」という戦略ではなく、「とりあえず動く」という戦略に切り替えることが、50代男性には特に重要になってきます。
「鬱っぽい」と「うつ病」は違う
今朝のわたしのような「なんとなく鬱っぽい」という状態は、50代男性に非常によくあることです。
ただし、これが数週間以上続く場合・日常生活に支障が出ている場合は、うつ病の可能性があります。
「なんとなくしんどい」が続くようなら、自己判断せずに心療内科や精神科に相談することをおすすめします。
今回お伝えするのは、一時的な意欲低下に対するアプローチです。
なぜ動くとやる気が出るのか。脳と身体の仕組みから考える

「動いたらやる気が出てきた」というのは、精神論や気合いの話ではありません。
脳と身体の仕組みとして説明できることです。
作業興奮という現象
心理学者のエミール・クレペリンが提唱した「作業興奮」という概念があります。
作業を始めることで脳が活性化し、次第にやる気や集中力が高まっていくという現象です。
「最初の一歩を踏み出せば、あとは自然と続けられる」という経験をしたことがある方は多いと思います。
これがまさに作業興奮です。
やる気がなくても、とりあえず5分だけ始めてみる。
その5分が、脳にスイッチを入れてくれます。
身体を動かすことで脳内物質が変わる
身体を動かすことで、ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンといった神経伝達物質が分泌されます。
これらはやる気・幸福感・集中力に深く関わる物質です。
「気分が乗らない朝に運動すると、なぜかすっきりする」という経験は、この脳内物質の分泌によるものです。
chocoZAPでトレッドミルを30分歩いた後に、気分が上向きになる感覚があるのも、同じ理由です。
小さな達成感が次の行動を生む
何か小さなことを終わらせると、脳はそれを達成として認識します。
その達成感が次の行動へのエネルギーになります。
「とりあえずメールを1本返した」「デスクを片付けた」「洗い物を終わらせた」
こういった小さな完了体験の積み重ねが、やる気のスパイラルを生み出していきます。
やる気が出ない朝の乗り越え方。58歳が実際にやっていること

理屈がわかっても、実際にやる気が出ない朝は「どうすればいいのか」が問題です。
わたしが実際に試してきた方法をお伝えします。
①「5分だけ」と決めて始める
やる気がない朝に「今日は1日頑張るぞ」と気合いを入れようとしても、逆効果になることが多いです。
「5分だけやってみる」という小さな目標にすることで、始めるハードルが下がります。
5分始めれば、作業興奮が起きて自然と続けられることが多いです。
「5分だけ」という嘘をついてでも、まず始めることが大切です。
②まずルーティンをこなす
やる気が出ない朝は、考えることをやめて「いつものルーティン」をこなすことに集中します。
顔を洗う、プロテインを飲む、スマートウォッチの数値を確認する。
これだけでも「今日も動けた」という小さな達成感が生まれます。
わたしの朝のルーティンについてはこちらの記事で詳しくお伝えしています。
▶ 50代男性の夏を乗り切る1日のルーティン。早起き・午後の失速・夜の習慣まで全部見せます
③身体を動かすことを最初の一手にする
頭でやる気を出そうとするより、身体を動かすことが先です。
ストレッチをする・散歩に出る・chocoZAPでトレッドミルを歩く。
身体が動き始めると、脳も動き出します。
やる気が出ない朝こそ、まず身体を動かすことをおすすめします。
④気持ちを書き出す(ジャーナリング)
「なんとなく鬱っぽい」「やる気が出ない」という感覚を、ノートに書き出すことも有効です。
頭の中にある漠然とした重さを言語化することで、「なぜやる気が出ないのか」が見えてくることがあります。
原因が見えると、対処できるようになります。
ジャーナリングについてはこちらの記事もあわせてどうぞ。
▶ 50代男性にジャーナリングが必要な理由。「女性の日記」という偏見を捨てると人生が変わる
⑤「やる気が出ない日がある」と受け入れる
これが一番大切かもしれません。
50代男性にとって、やる気が出ない日があることは自然なことです。
テストステロンの低下・睡眠の質・天気・体調・季節など、やる気に影響する要素は無数にあります。
「今日はやる気が出ない自分はダメだ」と責めるより、「こういう日もある」と受け入れて、それでも小さく動くことの方がずっと建設的です。
まとめ:やる気を待つな。動いた先にやる気がある
今朝、やる気が全然出ない状態から始まって、仕事をしているうちに意欲が湧いてきた。
この体験から改めて気づいたことがあります。
「やる気があるから動くのではなく、動くからやる気が出る」
これは精神論でも根性論でもありません。
作業興奮という脳の仕組みであり、身体を動かすことで脳内物質が変わるという、科学的に説明できる現象です。
やる気が出ない朝に試してほしいことを、改めて整理します。
「5分だけ」と決めて始める、いつものルーティンをこなす、身体をまず動かす、気持ちをノートに書き出す、やる気が出ない日があることを受け入れる。
どれかひとつだけでいいです。
今日のわたしのように、小さく動き始めることで、少しずつエンジンがかかっていきます。
50代は、若い頃のように自然にやる気が湧いてくる年代ではありません。
でも、動き方を知っていれば、やる気は後からついてきます。
「今日もやる気が出ない」と感じている方に、この記事が届けば嬉しいです。
ミッドライフ・クライシスとやる気の関係についてはこちらもあわせてどうぞ。
▶ 50代男性のミッドライフ・クライシスとは何か。「もしかして自分も?」と思ったら読む記事
テストステロンとやる気の関係についてはこちら。
▶ 50代男性とテストステロン。「やる気・体力・気力」が落ちた原因はここにあった
編集部あとがき:やる気が出ない日に書いた記事だから、響く

こんにちは、編集部のみさえです。
今回の記事、編集長がやる気が出ない状態の中で書いてくれたと聞いて、それだけで説得力があると思いました。「元気なときに書いたやる気の出し方」より、「しんどいときに実際に試したこと」の方が、ずっとリアルで信頼できます。
わたし自身も、家事をしているときに似た感覚を経験します。やる気がないのにとりあえず始めたら、いつの間にか部屋がきれいになっていた、という経験です。動くことが先、気持ちは後からついてくる。これは年齢に関係なく、すべての人に当てはまる真実だと思います。ぜひ試してみてください。

